21 Jun 2011

夏が来た







3.11から3ヶ月。
合同葬儀と100日の供養のため宮城へ行った。

4月に行った時は、
がれきももっと多くて、
緑も少ない時期だったので、
もっと負のパワーが横行していたけど、
今回は緑がぐんぐん生えて、お天気もよくて、
山も海も川も、嘘のようにキラキラして見えた。


あのきれいな風景はやっぱり蘇るだろうと確信できた。









流された家の跡地には、小さな小屋を建てて
小さな畑を作っていた。

「ゆっくりでも、足下のしっかりした生活を立て直して行きたい」

と従兄が言っていた。

とても東北人らしいなぁと思って感動した。


東北の人たちは本当にあたたかくて、
会う人会う人笑顔で、とても優しい小さな声で挨拶をしてくれた。

穏やかな人たちと、キラキラの初夏の自然の中で、とても幸せな気持ちになった。

やっぱり私にもここの、この人たちの血がながれてるからでしょうか。

なんだかんだ言っても、一番安心する場所に戻ったような
そんな気持ちになった。

私の力は微力だけど、この愛すべき人たちや土地を
ゆっくりでも、支えていけたらいいなと思った。



ヒーローもとても元気でした!

2 comments:

saema said...

会社にて、涙腺を刺激されるなど…。早く、ちゃんと祖母のお見送りしたい。残された親戚の方たちがゆっくりと日常を取り戻していけますように。

Risakovska said...

Saima
Saima,ありがとう。
Saimaのおばあさんももうすぐだね。
まだ行方のわからない人たちも大勢いる中で、ちゃんとお見送り出来たのはありがたいことでした。
Saimaのおばあちゃんの時、私もお祈りします。