17 Nov 2010

Slafka

おばあちゃんのスラフカ、88歳。
マケドニアのビトラに住んでいます。
まるでジブリの映画に出てきそうでしょ?


スラフカが生まれて今まで、マケドニアはいろんな国に支配されたり、
社会体制が変わってきました。

スラフカは右から3番目。マケドニアの民族衣装を着ています。




スラフカはスーパーの袋を再利用して、エコバッグとか、
マットとかを作っています。
いろんな作品を私に見せてくれました。

ものがない社会主義時代は、こうして自分たちで作って乗り切ったのです。
お金を出せばなんでも買えると思って、好きなものはなんでも買って
ものに囲まれて育った私とは、正反対の世界があったのです。

それから私は、今まで聞き流していたクリスの社会主義の話を
もう一度聞き返したり、自分から聞くようになりました。
今までは社会主義とは面白いなとか、恐ろしいなとか、とても客観的に見てたり、
それでも私には関係ないと思ってたから。

私はこの旅で、スラフカに出会って、また色々勉強する事が出来たのです。
人間の生活とか、人生について。


編み方も教えてもらいました。

15 Nov 2010

Nostalgia in Macedonia

人生にはいろいろな縁があるけれど、
まさか自分がマケドニアという小さな国と縁があったとは
思いもよらなかった。
だから人生はおもしろいのだけど。。。

クリスはオーストラリア生まれだけど、両親はマケドニア出身。
5歳〜6歳の時だけ、旧ユーゴスラビアで当時社会主義だった
マケドニアに住んでいた。

ビトラのクリスが小さい頃住んでいた家。

これは2段ベッドで、お兄ちゃんが上に、
弟のクリスはこの引き出しの中で寝ていたそう。

時が止まったかのようなこの空間で、
人の家なのに、私は強烈なノスタルジアを感じてしまった。


この典型的な社会主義仕立ての家は3階建てで、

当時クリスの両親がオーストラリアで出稼ぎしながら
買ったものだった。
マケドニアへ帰ったら、この家に住んで、
いずれは息子夫婦と階を分けて同居する予定だった。

寝室に不思議な社会主義的な絵が飾ってあった。
誰と誰だろう。
いずれにせよ、私はいろいろな不思議を
このマケドニアの旅行で勉強したのだった。


9 Nov 2010

Chelsea

おてんばで人懐っこくて表情がとても豊か。
キャンディキャンディみたいな髪型。
H家のチェルシー嬢といると本当に心が和む。


「ここは私の隠れ家でもあるのよ。」

8 Nov 2010

Hope

I spent time with this cute little girl
and her family last weekend.




週末、この小さなかわいこちゃんと、彼女の素敵な家族と、
まるで大家族のように過ごしました。

かわいこちゃんのママは私の親友ですが、
長い事、一緒にいろいろなおしゃべりをしたり、空想したりしてきたわけですが、
こうして、抜けるような青空の下を赤いスポーツカー(正しくはゴーカートです)
で、
素敵な旦那様と小さな女の子と、家族で幸せにやってくる風景を見ていたら
そのむかし、想像した通りの風景だなぁと思って、懐かしささえ感じました。
だから、想像力というものは、時にはとても正確なものだと思うのです。

4 Nov 2010

旅人は休息する



DubrovnikからバスでBudvaへ戻った。
旅人は疲れて一休み。
乾いた空がとてもきれい。